ことほぐ奈良・奈良アートプロジェクト なら昔話「采女物語」終了しました
奈良市内に突然出現した屋外ステージでパフォーマンスが繰り広げられる・・・という奈良市アートプロジェクト”まちなか舞台”。
新しくなった奈良市役所の南庭のステージで、猿沢池にまつわる「采女(うねめ)」のお話を薩摩琵琶と語りで演奏いたしました。
猿沢池に身を投げたと言われる采女は、帝の寵愛が薄れたことを嘆いて投身したのか、はたまた別の崇高な目的の重要な役割を担ってのことか・・・。
2つ目のお話は、私の大好きな作家・芥川龍之介の「竜」の物語を猿沢池の采女とリンクさせて捉えたことが発端になった私の独自解釈なのですが、調べるうちに「いや、ありうるかも?」と私としては前川的解釈もアリだな・・などと思っておりますが、いかがだったでしょうか?
終演後に「面白かった!采女祭(猿沢池で行われるお祭り)でもやったらいいのにー」と声をかけてくださった方もおり、これからも奈良のあちこちで歌えたらなぁと思っております!!
寒い中、約20分のお話、じっくり聞いてくださった皆様、ありがとうございました。
屋外なので雨が降ると開催があやうい・・とひやひやしておりましたが、開催は問題なし、ただし寒い+風が強敵な日でした。
屋外での演奏は経験アリ、なんとかなるだろう!と思っていたものの、夏の風と違って冬の風はたもとがふわふわと舞って琵琶にかかり、音がミュートされてしまうという予想外のアクシデントでヒヤヒヤしましたが、PAさんもとてもいい感じに琵琶の音を拾ってくださいまして最後まで無事に演奏できました。皆様ありがとうございましたm(__)m
▼開演前のご案内
2024/11/23(土) 奈良市アートプロジェクト・まちなか舞台 琵琶による 奈良の民話「采女」
8年目となる奈良市アートプロジェクト古都祝奈良(ことほぐなら) の初企画、まちなか舞台に「ナラノフエ前川笙水」として出演させていただくことになりました。
奈良市役所にできた新しい広場&南庭にて 薩摩琵琶による「なら昔話-采女物語-」を演奏いたします。
猿沢池のほとりに佇む采女神社。恋愛成就の神様として祀られた「采女」は、悲恋の姫君か、それとも日本の歴史の重要な鍵を握る役割を果たす神官だったのか・・・・。
奈良に伝わる「采女」の物語を、琵琶とともに紐解いていきましょう。
■と き 2024年11月23日(土) 10:55からイベント開始、前川笙水は 15時15分頃演奏予定です!
■ところ 奈良市役所前広場・南庭
(〒630-8580 奈良県奈良市二条大路南1丁目1−1)
■申し込み 不要 / 観覧無料
■公式サイト https://kotohogunara.jp/program/arthub2024-2025/5710
事前申し込み不要、観覧無料です。市役所の駐車場もたっぷりありますので、行楽がてら・・奈良にお越しくださいませ!琵琶を片手にみなさまのお越しをお待ちしております。
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