フルート吹きなんですが、薩摩琵琶も演奏し、尺八にどどーんとハマった前川笙水でございます。
もともと「笛」というものや音がでるものが大好きなワケで、薩摩にだけ伝わっていたという謎の笛「天吹」に興味津々だったのです。
なんでも薩摩藩では薩摩琵琶と並び天吹も郷中教育の一環として演奏されていたというではありませんか。笛吹の血がむずむず騒ぎまして、ついに尺八工房さんに注文をしてしまいました。
そんなこんなで届いたこの子が天吹(てんぷく)一本だけで見るとなんとなく貫禄がありますが・・・
尺八と並べるとこの通り。小さくて、予想以上に小さい。
私の勝手な想像で尺八=フルート、その約半分くらいのサイズの天吹はピッコロ的な感じ?と思っていましたが・・・可愛いというより独特の音色はピッコロじゃないなぁ・・・
歌口部分は尺八と違ってケーナのように内側を削っているそうです。
まだ届いたばかりでお遊び程度・・・にしか吹けてませんが、琵琶と天吹。同じ土壌で育った音のでるものたちなので、いつかどこかで一緒に何かできたらなぁ・・・と夢を膨らませている今日この頃、というご報告でした♪