尺八で「島唄」を吹いてみた。海辺で初の「ストリート尺八?!」
海辺で尺八を吹いてきました!!!
“砂浜で演奏”って、イメージ的にアリだと思うんですよね。コマーシャルや何かの映像で、浜辺で演奏しているようなシーンがあって、なんとなくかっこいい感じ・・なんです。。。 がっっ、実際に楽器を吹く人にとって「砂浜で演奏」は狂気の沙汰。自分の楽器を持っていくなんてとんでもないし、演奏するどころかケースからも出したくない!っていう場所だと思います。どんな楽器でもキーに砂が入ったらダメになってしまうし、楽器本体にとっても潮風がダメージになりそうだし、特にフルートはエアリード楽器なので、風が吹いてると口からでる息がちゃんと楽器に入らないので、音すらならないこともあるし・・・。
そんなわけで、私も海辺でフルートを吹いたことはありません。
なんですが・・・初めて尺八を買った時、「基本”漆塗りの食器と同じ“って考えて手入れしてください。水には強いけど、乾燥には弱いです!」と言われたので、その時から砂浜で演奏してみたいなぁと思っておりました。キーもないので痛むメカもなし、潮風でべたついたら洗えるし・・・と。
で。今回初の海辺撮影。・・・楽しかったです!!
風がかなり強かったので、音でないんでは?と思いましたが、案外いけました。もちろん正面から思いっきり風を受けたら無理なんですが、フルートよりは口と楽器の距離が近い分、結構音がちゃんとなりました。
そんなわけでの海辺撮影第一弾。「島唄」、公開いたします。
使用楽譜&使用伴奏音源について
今回もフルート用の楽譜を使用しました。
が・・・またまた私の持ってる楽譜が古くてすでに廃盤^^;
▼使用楽譜
フルートレパートリー 日本の名曲 -珠玉のコンサートレパートリー[ピアノ伴奏カラオケCD付き]
林 弘子監修 ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
を使用しました。
改訂版がでているのですが、そちらには島唄が収録されていないようです。
この楽譜も伴奏はガイドなしのピアノ伴奏。アレンジも綺麗でいい曲がいっぱいなのでまた再販されたらいいのになぁ。
とりあえず元の楽譜はD-durなのですが、ソロの部分は朗々とかっこよく吹きたかったので、吹きやすいC-durで吹き始め、前半はそのままC-durで吹いて、途中で原曲のD-durに転調しています。最後はかなり高音が続いてるので、なかなか苦しい・・んですが、まあこんな感じです。
冒頭のソロ部分について
この部分。めっちゃ悩みました。全編にわたってシンプルなメロディーなので、冒頭だけちょっと格好つけたアレンジで吹いてみようとか、いろいろやってみたんですが・・・結局、一番シンプルにテーマのメロディを吹くだけが綺麗におさまりました。変にいろいろこねくり回して吹くよりそのままが一番完成されてました。
#ナラノフエ #尺八